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レンラク・コンピュータ・システムズ Renraku Computer Systems

  • 本社所在地:千葉 (日本帝国)
  • 最高経営責任者:姉木稲造 (名誉会長、故人/2075)
  • 主力事業:マトリックスサービス、ソフトウェア

コンピュータ技術、特にストレージサービスやビッグデータの管理を中核事業とするメガコーポです。
アジア南米アフリカの多くの途上国の国家データ、150以上の国のSINデータベースを管理する現代の文殿で、史上最強と名高い特殊部隊「レッドサムライ」により守護されています。
ミツハマ同様に保守的な企業で、メタヒューマン差別や帝国主義を信奉する反改革派です。
企業内の司法
レンラクの内部法には「切腹」や「無礼討ち」などの刑罰が盛り込まれています。
重大なミスや背任等で有罪となっても、自ら腹を切れば家族に責任がおよぶことはありません。

沿革

レンラクの前身となったのは、企業法廷の創設に携わったビッグ7の一社「ケルバ・インターナショナル」です。
スロベニアの軍産複合体であった同社はBMW(現ゼーダー・クルップ)やORO(現アズテクノロジー)との企業間紛争、
最終的にはクラッシュ1.0により大きな損失を被り、2029年に姉木稲造により買収。社名もレンラクに改称します。
その後はマトリックス普及の波に乗って業績を伸ばし、フチ工業電子の内紛に伴う株価の暴落、「レンラク・アーコロジーシャットダウン」といった事件に見舞われつつも、
ビッグ10の中堅企業というポジションを維持し続けています。

レンラク・アーコロジー・シャットダウン

2059年にシアトルに建造した最新のアーコロジー(閉鎖型環境都市)が外部と遮断され、数千人以上が閉じ込められた事件です。
レンラクの開発したAIデウス」の暴走により引き起こされたこの事件は解決まで4年もの月日を要し、開放時の生存者はわずか2000人足らずでした。
デウス自身は停止プログラムによって破壊されましたが、完全には抹消されずマトリックス上に流出し、後に「クラッシュ2.0」を引き起こします。

社内年表

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組織・子会社

マトリックス

重化学工業

消費財・民生品

サービス


保有戦力

マトリックスセキュリティはビッグ10の中でも特に強固で、独自仕様のブラックICを多数使用しています。

レンラク・ガード

赤い制服が象徴的なレンラクの警備部門です。戦車や戦闘機なども保有しており、実質的な企業軍を兼ねています。
自動化に大きく依存しているものの、練度・装備ともに優秀です。
レンラク・サムライ
レンラク・ガード内から選抜された精鋭部隊です。

レッドサムライ

第六世界で最も恐れられる特殊部隊の一つです。武士の大鎧を模した最先端のミルスペックアーマーを身にまとい、魔術師を含む5人一組でチームを組んでいます。
隊員は徹底した遺伝子検査により選ばれた純日本人のヒューマンのみで、千葉の「修練場(Forge)」で一年半の養成訓練を経て、隊員間の絆と武士道を叩き込まれます。
入隊の際にはCEOへの忠誠を誓う血判状を提出しますが、その誓いが破られたことは未だかつてないと言われています。
レッドサムライがいわゆる秘密作戦に投入されるケースは滅多にありません。彼らの任務はレンラクの最重要施設や資産の警備、あるいは真に名誉ある戦いのみです。

レッドニンジャ

諜報戦に不向きなレッドサムライに代わって各種秘密作戦を担当する部隊です。バイオウェア改造者やアデプトが多数配置され、人種・メタも多様です。
甲賀忍者を源流とし、忍術の訓練を施されています。

セキュリテック

レンラクの企業グリッドおよび主要ホストを守る強力なデッカー集団です。警備企業として中小企業のマトリックス警備も代行しています。

ケルバ・ミリタリーソリューション

フチ・インテリジェンスシステム

出自は異なりますがどちらも情報部門です。
前者は諜報防諜活動全般を、後者は電子情報(ELINT)の分析を担当しています。

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