ゴーストダンス戦争で敗北したアメリカ合衆国は、北米大陸の西部をネイティブアメリカンの国とする「デンバー条約」に調印しました。
このとき太平洋への玄関口として唯一領有を認められたのがシアトルとその周辺都市で、現在のメトロプレックスの原型となりました。
UCASの飛び地として周囲をサーリッシュ・シー評議会に囲まれながらも、国際色豊かな貿易都市として発展しています。
都市を包む常緑樹の森は「エメラルド・シティ」の代名詞であり、道路標識からAR(拡張現実)のオーバーレイに至るまで鮮やかな緑色で統一されています。
このとき太平洋への玄関口として唯一領有を認められたのがシアトルとその周辺都市で、現在のメトロプレックスの原型となりました。
UCASの飛び地として周囲をサーリッシュ・シー評議会に囲まれながらも、国際色豊かな貿易都市として発展しています。
都市を包む常緑樹の森は「エメラルド・シティ」の代名詞であり、道路標識からAR(拡張現実)のオーバーレイに至るまで鮮やかな緑色で統一されています。
UCASの構成州として州議会を有していますが、メトロプレックス化して以降は「市」として扱われることがままあります。
2075年現在はケネス=ブラックヘイヴンが市長(州知事)を務めています。彼は反メタヒューマン主義者として有名で、他にも黒い噂の多い人物です。
2075年現在はケネス=ブラックヘイヴンが市長(州知事)を務めています。彼は反メタヒューマン主義者として有名で、他にも黒い噂の多い人物です。
2071年までローンスター社が市の警察業務を委託されていましたが、「マヤの殺人鬼」事件やテンポ・ドラッグの蔓延で信用が失墜。
現在はアレス傘下のナイトエラント・セキュリティが業務を委託されています。
良くも悪くも保安官気質であった前任者とは違う軍隊然とした振る舞いに、市民からの評判はよくありません。
国境警備と都市防衛は州軍の「メトロプレックスガード」の担当ですが、予算と練度が足りず密輸業者にすら後れを取るお飾り組織です。
このため、フォートルイスに駐留するUCAS軍のタスクフォースが実質的な防衛戦力となっています。
彼らはレンラク・アーコロジー開放のため派遣され、事件解決後も経過観察を口実にシアトルに居座っています。
現在はアレス傘下のナイトエラント・セキュリティが業務を委託されています。
良くも悪くも保安官気質であった前任者とは違う軍隊然とした振る舞いに、市民からの評判はよくありません。
国境警備と都市防衛は州軍の「メトロプレックスガード」の担当ですが、予算と練度が足りず密輸業者にすら後れを取るお飾り組織です。
このため、フォートルイスに駐留するUCAS軍のタスクフォースが実質的な防衛戦力となっています。
彼らはレンラク・アーコロジー開放のため派遣され、事件解決後も経過観察を口実にシアトルに居座っています。
スターバックスの一号店があり、ソイカフ(代用コーヒー)隆盛の現在においてもコーヒー文化の発信地として有名です。
毎年6月にはコンサートとアートの祭典「エメラルド・シティ・ミュージック・フェスティバル」が開催されています。
野球やアメフト、ウォータースポーツに加え近年はアーバンブロウルも盛んで、「スクリーマーズ」という地元チームを擁しています。
毎年6月にはコンサートとアートの祭典「エメラルド・シティ・ミュージック・フェスティバル」が開催されています。
野球やアメフト、ウォータースポーツに加え近年はアーバンブロウルも盛んで、「スクリーマーズ」という地元チームを擁しています。
アイリッシュ系マフィア「フィニガン・ファミリー」がコミッション(首領会議)の代表を務めています。
主な収入源は賭博やみかじめ料、海路での密輸です。
主な収入源は賭博やみかじめ料、海路での密輸です。
シアトル最大派閥の「黄蓮会」、香港の息のかかった「八角」、マトリックス犯罪を専門とする「88」の三つ巴です。
麻薬や海賊版商品の販売で利益を上げています。
麻薬や海賊版商品の販売で利益を上げています。
シアトルのゴーギャング(武装暴走族)の双璧、エルフの「エンシェンツ」とトロールの「スパイクス」です。
両者はライバル関係にあり、つい最近まで非常に血なまぐさい抗争を繰り返していました。
両者はライバル関係にあり、つい最近まで非常に血なまぐさい抗争を繰り返していました。
ダウンタウン(旧シアトル市)を中心とした11の行政区と2つの特別区を擁し、平坦な湾岸部と丘陵地帯で構成されています。
都市とその周辺地域にはエメラルドシティの由来となった常緑樹の森が広がり、一年を通じて緑に満ちています。
温暖で過ごしやすい気候ですが曇りの日が多く、他の大都市と比べればマシなものの、大気汚染とも無縁ではありません。
都市とその周辺地域にはエメラルドシティの由来となった常緑樹の森が広がり、一年を通じて緑に満ちています。
温暖で過ごしやすい気候ですが曇りの日が多く、他の大都市と比べればマシなものの、大気汚染とも無縁ではありません。
シータック(Sea-Tac)の通称で知られ、A、B、Cの3つのターミナルがあります。
Aは2階建てのメインターミナルで、地下モノレールでB、Cの両サブターミナルと繋がっています。
C棟は2070年代後半より大規模改修中ですが、一部の航空会社には滑走路の利用が許可されており、その権利を"借りる"企業や個人が後を絶たないようです。
Aは2階建てのメインターミナルで、地下モノレールでB、Cの両サブターミナルと繋がっています。
C棟は2070年代後半より大規模改修中ですが、一部の航空会社には滑走路の利用が許可されており、その権利を"借りる"企業や個人が後を絶たないようです。
- 人口:約55万人
- 治安:非常に良い
- 主な犯罪組織:マフィア(フィニガン)、ヤクザ(外隅)、三合会(黄蓮会)、ヴォリー
AR看板とネオンに彩られた夜景は人々が想像する大都市シアトルそのものです。
シアトル港を中心に産業機能が集中したインナーダウンタウン、ユニオン湾を隔てた北部には住宅地や学校街が存在します。
ランナーにとっても仕事の多い場所ですが、街中の防犯カメラと大勢の巡回警官に注意しなくてはなりません。
2059年にレンラクが建造した最新のアーコロジー(閉鎖型環境都市)が外部と遮断され、数千人以上が閉じ込められた事件です。
管理AIの暴走により引き起こされたこの事件は解決まで4年もの月日を要し、開放時の生存者はわずか2000人足らずでした。
事件後、アーコロジーはシアトル市に引き渡され、商業施設付きの公営住宅「ACHE(エイク)」として再利用されています。
管理AIの暴走により引き起こされたこの事件は解決まで4年もの月日を要し、開放時の生存者はわずか2000人足らずでした。
事件後、アーコロジーはシアトル市に引き渡され、商業施設付きの公営住宅「ACHE(エイク)」として再利用されています。
旧シアトルの中心街で、メガコーポのビルや政府庁舎が林立しています。
- スペースニードル:シアトルのランドマーク
- ACHE(エイク):旧レンラク・アーコロージー。上層部や地下は未だに調査、再整備中
- アズテク・ピラミッド:マヤのピラミッドを模したアズテクノロジーの事業ビル
- ダンテズ・インフェルノ:ダンテの地獄篇をモチーフにしたクラブ
北米で最も歴史あるアジア人街の一つです。住民の多くは日系人ながら、人種構成も文化も多彩です。
AR(拡張現実)上ではいかにもアジアンなテクスチャ―で飾り立てられています。
AR(拡張現実)上ではいかにもアジアンなテクスチャ―で飾り立てられています。
旧サウスレイクユニオンには「激怒の夜」以来、多くのエルフやドワーフが定住しました。
地区のほとんどは歩行者天国で、レンガ風に改装された住宅を豊かな植物とレリーフが彩る「エルフ風」な街並みです。
AR(拡張現実)上でもファンタジックな魔法の世界を演出しており、観光客から金を巻き上げるのに一役買っています。
地区のほとんどは歩行者天国で、レンガ風に改装された住宅を豊かな植物とレリーフが彩る「エルフ風」な街並みです。
AR(拡張現実)上でもファンタジックな魔法の世界を演出しており、観光客から金を巻き上げるのに一役買っています。
シアトルの芸術の中心地です。2050年代のギャング抗争を乗り越え、カウンターカルチャーや前衛芸術、カフェ文化などを発信し続けています。
1980年代の歴史ある建物が立ち並び、その多くは若者やヒップスター、芸術家気質な魔法使い向けの手頃なアパートとして提供されています。
1980年代の歴史ある建物が立ち並び、その多くは若者やヒップスター、芸術家気質な魔法使い向けの手頃なアパートとして提供されています。
古くは製紙工場から立ち上る硫黄の煙、2070年代においては重化学工場や下水処理場が発する悪臭は、良くも悪くもタコマの象徴です。
潮風に乗って観光客を出迎えるこの香りを、お隣のダウンタウンの古い住民達は「垢抜けない田舎町の臭い」と揶揄しています。
潮風に乗って観光客を出迎えるこの香りを、お隣のダウンタウンの古い住民達は「垢抜けない田舎町の臭い」と揶揄しています。
港湾沿いの豊かな地域で、前世紀の港町の雰囲気が残る人気の観光地です。
歴史ある街並みを取り囲むようにして高層ビル群が立ち並んでいます。
歴史ある街並みを取り囲むようにして高層ビル群が立ち並んでいます。
- 嘆きの壁:「激怒の夜」の慰霊碑として作られた長さ20m、高さ6mにおよぶフレスコ画。ビクソン・ビルの地下にあり、メタヒューマンは無料で見学できる
どちらもタコマの中では最も治安の良い高級住宅地です。最大80階建ての高層マンションが集まるエクセルシオールに対し、
ヒルズデールには近代ヨーロッパのタウンハウスを模した3〜4階建てのアパートが連なります。
ヒルズデールには近代ヨーロッパのタウンハウスを模した3〜4階建てのアパートが連なります。
- シエラトン・タコマ:「激怒の夜」に300人のメタヒューマンを匿ったことで有名なホテル。小さな記念博物館が併設されている他、オーク・アンダーグラウンドへの(観光客向けの)出入り口がある
- フェンリス・ナハト:洞窟のように薄暗いナイトクラブ。シェイプシフターの溜まり場という噂がある
- タコマモール:100年以上の歴史を持つ4階建てのショッピングモール。地域の中流層と観光客の双方に利用されており、「覚醒」以前の骨董品を扱う店や胡散臭いテナントが連なる
- 人口:約37万人
- 治安:非常に良い/ローンスター社管轄
- 主な犯罪組織:マフィア(チアッリエッロ)
街の大部分が簡易アーコロジー化され、環境汚染や不審者から住民を保護し、隣接するレドモンドとは湖と防壁によって隔たれています。
シアトルで最も優れた交通インフラを導入しているものの、東西を湖に挟まれた立地から渋滞が社会問題になっています。
ベルビューにはアレスのシアトル事業所が設置されており、同社の影響力が強い地域です。
そこで政治的な均衡を図るべく、ローンスター社が民間契約という形で警察業務を継続しています。
(そして管轄を巡ってナイトエラントとしょっちゅう諍いを起こしています)
- ゲイツカジノ:マイクロデックの創業者が経営するカジノ
- ベルビュー刑務所:別名「ブリックヤード」。シムセンスを用いた重犯罪者矯正施設
- トーマス・ヴィントナーズ:シアトル唯一のワイナリー
- アレス・シアトル:アレスの北米支社
メイプルバレーの高級住宅街にあるミツハマの企業領土です。中堅役員向けの小さな庭付き邸宅と、俸給奴隷用の巨大集合住宅で構成されています。
全体的に殺風景で切妻屋根には巨大な「MCT」のロゴ。庭園の石一つとっても自然石でない模造品ですが、反面セキュリティ機器の大半は軍用規格です。
完全武装の警備員に加えて、企業または住民が個人的に雇ったセキュリティメイジが複数常駐しています。
全体的に殺風景で切妻屋根には巨大な「MCT」のロゴ。庭園の石一つとっても自然石でない模造品ですが、反面セキュリティ機器の大半は軍用規格です。
完全武装の警備員に加えて、企業または住民が個人的に雇ったセキュリティメイジが複数常駐しています。
ゴーストダンス戦争の難民(の子孫)が住む集合住宅区です。
- 人口:約22万人
- 治安:悪い
- 主な犯罪組織:マフィア(チアッリエッロ)、ヤクザ(嘉永)
20世紀末頃までの肥沃な田園地帯の面影はなく、見渡す限り工場ばかり。環境汚染も深刻です。
ブルーカラーが住民の大部分を占め、メタヒューマン労働者とヒューマニスが頻繁に衝突を繰り返しています。
当然犯罪率も高く、運輸会社や労働組合を支配する複数の中小マフィアと、歓楽街を牛耳るヤクザの間で抗争が続いています。
旧くは炭鉱で栄えたこの労働者街は、2040年代頃からオークによって牛耳られています。
彼ら(の父母は)ヒューマンの労働者と同じ権利を求めてストを起こしたものの、企業は工場の閉鎖と解雇という形で答えました。
全体的に薄暗く、夜間にはすべての街灯が消えます。治安は最悪というわけではありませんが、銃もなしに出歩くのはおすすめできません。
彼ら(の父母は)ヒューマンの労働者と同じ権利を求めてストを起こしたものの、企業は工場の閉鎖と解雇という形で答えました。
全体的に薄暗く、夜間にはすべての街灯が消えます。治安は最悪というわけではありませんが、銃もなしに出歩くのはおすすめできません。
- レンラク・シアトル支社:レンラク・アーコロジー喪失後に置かれた支社
- オーバーン・ジャンクション:オーバーンの中心部にあるスラム化した高層ビル
- クローンゾーン:電子パーツの専門店街。サイバーデッキ関連パーツの違法取引が行われている
- ケイシーズ:デッカーが溜まり場にするバー
- ザ・ホールストーリー:オークのシャドウランナーに人気のバー
シアトル随一の穀倉地帯です。工業化・自動化が進んでいて、個人農家と企業農場が激しくしのぎを削っています。水産業や酪農、加工産業も盛んです。
週末にはダウンタウンからの行楽客で賑わいますが、近年は産業廃棄物の不法投棄が深刻化しています。
ヒューマニス、さらにはヒューマンネイションの影響力が極めて強く、シアトルで最もメタヒューマン差別の激しい地域です。
週末にはダウンタウンからの行楽客で賑わいますが、近年は産業廃棄物の不法投棄が深刻化しています。
ヒューマニス、さらにはヒューマンネイションの影響力が極めて強く、シアトルで最もメタヒューマン差別の激しい地域です。
人口密度の低いスノホミッシュには、農業プラントに偽装したメガコーポの秘密研究所や訓練施設が隠されています。
ただの農場に忍び込んだつもりが完全武装の特殊部隊と鉢合わせてしまう、というのもありえない話ではありません。
ただの農場に忍び込んだつもりが完全武装の特殊部隊と鉢合わせてしまう、というのもありえない話ではありません。
農場を改装した動物園で、主に覚醒生物を飼育しています。併設された博物館には剥製も展示されています。
野生に近い環境で覚醒生物を観察できるのが人気の秘密で、希少なユニコーンも飼育されています。
動物愛護の活動家から狙われることが多く、園では都度シャドウランナーを雇って対応しています。
野生に近い環境で覚醒生物を観察できるのが人気の秘密で、希少なユニコーンも飼育されています。
動物愛護の活動家から狙われることが多く、園では都度シャドウランナーを雇って対応しています。
独房数100に満たない小さな私営刑務所です。セキュリティは特に優れているわけではなく、中でもマトリックス面では極めて脆弱です。
刑務官は警察企業の採用試験に落ちたような連中ばかりで、その多くがヒューマニスにかぶれています。
刑務官は警察企業の採用試験に落ちたような連中ばかりで、その多くがヒューマニスにかぶれています。
- 人口:約23万人(推定)
- 治安:悪い
- 主な犯罪組織:マフィア(チアッリエッロ)、ヤクザ(嘉永)、三合会(八八会)
カジノや歓楽街などの僅かに残された利権を巡って犯罪組織が暗躍。また近年は再開発の動きが加速していることから、活動拠点とするランナーも増えています。
シアトルにおいては比較的緑豊かな土地でもあります。
フェデレーテッド・ボーイングの広大な企業領土です。
同社所有のペインフィールド空港を中心に、10の巨大工場と無数の中小規模工場、そしてその従業員が住む居住区で構成されています。
学校から商業・娯楽施設に至るまで内部で完結しており、敷地の外にはびこる暴力や他社の引き抜き工作から企業市民を保護していますが、
実態はメガコーポによる警察国家であり、セキュリティ部隊は外部からの脅威はもちろん、内部にもくまなく目を光らせています。
同社所有のペインフィールド空港を中心に、10の巨大工場と無数の中小規模工場、そしてその従業員が住む居住区で構成されています。
学校から商業・娯楽施設に至るまで内部で完結しており、敷地の外にはびこる暴力や他社の引き抜き工作から企業市民を保護していますが、
実態はメガコーポによる警察国家であり、セキュリティ部隊は外部からの脅威はもちろん、内部にもくまなく目を光らせています。
- 人口:約43万人(推定)
- 治安:最悪
- 主な犯罪組織:数え切れず
入れ替わりにSINレスや浮浪者が流入し、事実上の無法地帯と化しました。電気や水道、マトリックスなどのインフラもごく限られています。
ビーバー湖の原発跡地、通称「グロウシティ」は未だ重度の放射能で汚染されており、ミュータントや汚染魔法使いが跋扈しています。
レドモンド北東端にある巨大なゴミ捨て場、およびそこに築かれたスカベンジャー(ゴミ拾い)達の集落です。
弱肉強食がまかり通っており、「フェイスロード」と呼ばれるバザールが連日大いに賑わっています。
弱肉強食がまかり通っており、「フェイスロード」と呼ばれるバザールが連日大いに賑わっています。
サーリッシュ・シーとの国境沿いにあるエリアです。2059年の亜軌道旅客機1118便墜落事故によって広範囲にわたり破壊されました。
事故の際に近隣の少年院から受刑者達が脱走し、重サイバーの「キング・クローム」が一帯を支配しています。
事故の際に近隣の少年院から受刑者達が脱走し、重サイバーの「キング・クローム」が一帯を支配しています。
- プラスチックジャングル:元は温室栽培のために作られた広さ数平方キロに及ぶ熱帯温室。現在は不法居住者達の「農村」になっており、しばしばならず者の襲撃を受けている
- ザ・ジョーク:古いアパートの1階にあるバー。2階はヤクザの武器庫
- ノベルティ・ヒル:倉庫を改修したホテルレストラン
- スクワッターズモール:ショッピングモールの廃墟にある闇市
- スクワッターズマーケット:工場の廃墟にある闇市
ピュアラップの最深部、難民の不法キャンプを前身とするスラムです。市の役人も警察官もここには一切立ち寄りません。
迷路のように入り組んだ弱肉強食の世界で、近隣のソイフード工場の廃棄物を人と害獣が奪い合っています。
迷路のように入り組んだ弱肉強食の世界で、近隣のソイフード工場の廃棄物を人と害獣が奪い合っています。
カーボナードの西、ピュアラップ川の岸辺に広がる地熱地帯です。溶岩と煮えたぎる泥の大地に高温の間欠泉が点在しています。
計画半ばで放棄された地熱発電所の跡地には少数の不法居住者が隠れ住んでいます。
人を寄せ付けないヘルズキッチンは希少な覚醒生物やテレスマの素材、原質の宝庫であり、危険を承知で踏み入るタリスモンガーも少なくありません。
計画半ばで放棄された地熱発電所の跡地には少数の不法居住者が隠れ住んでいます。
人を寄せ付けないヘルズキッチンは希少な覚醒生物やテレスマの素材、原質の宝庫であり、危険を承知で踏み入るタリスモンガーも少なくありません。
- 人口:約10万人
- 治安:非常に良い/UCAS軍憲兵隊管轄
- 主な犯罪組織:マフィア(フィニガン、ジアネッリ)
地区のほとんどが手つかずの原野で、サファリ形式の覚醒生物園など観光施設もいくらか存在します。
NANへの牽制、そしてシアトルの分離独立への警戒感から、駐留部隊は年々増加傾向にあります。
ビッグ・ライノやロードストラングデパートから入場した観光客を出迎えるバザールです。
19世紀の建物を改装した店舗もあり、様々なガラクタと土産物が軒先を彩ります。
アンダーグラウンド内では最も明るく安全なエリアで、マトリックスも維持されています。
19世紀の建物を改装した店舗もあり、様々なガラクタと土産物が軒先を彩ります。
アンダーグラウンド内では最も明るく安全なエリアで、マトリックスも維持されています。
- 人口:約10万人
- 治安:様々
- 主な犯罪組織:不明
シアトル有数の自然豊かな島々で、無人島も多いことから海賊や密輸業者の隠れ家としても利用されています。
サーリッシュ・シー評議会とタコマを結ぶ大橋が架かっており、両国の大動脈としての役割を担っています。
この島では歴史上何度もネイティブと開拓者が衝突しており、アングロサクソンに対して偏見を持つ住人も少なくありません。
この島では歴史上何度もネイティブと開拓者が衝突しており、アングロサクソンに対して偏見を持つ住人も少なくありません。
引退した富裕層がセカンドライフを過ごすリゾートです。住民の平均年齢は58歳ですが、身体改造によって若々しい青年の姿をしています。
よそ者(貧乏人)を嫌う閉鎖的な環境をいいことに、HMHVV感染者が相当数混じっています。
よそ者(貧乏人)を嫌う閉鎖的な環境をいいことに、HMHVV感染者が相当数混じっています。
- 人口:約3000人(主に大使館関係者とその家族)
- 治安:非常に良い/
- 犯罪組織:なし
町並みはネイティブアメリカン風に改められ、長い年月をかけて動植物環境も復元されました。
通常の大使館と同じく島内は治外法権となっており、入島には観光ビザが必要です。また領空内は飛行禁止区域に指定されています。
政府施設の多くはネイティブアメリカンのロッジを模しています。
- カウンシルアイランド・イン:公使や来賓客のための最高級ホテル
- グランドカウンシルロッジ:大使館
- イーグルロッジ:野鳥の野生復帰施設
シアトルに関する様々な設定資料を集めた日本オリジナルサプリメント
シアトルを舞台としたシナリオ集。地域ガイドを掲載
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