シャドウラン5th 日本版非公式wiki

• 本社所在地：ウラジオストク (ロシア共和国)
• 最高経営責任者：芝小路ユーリ (2075)
• 主力事業：バイオテクノロジー、ナノマシン、サイバネティクス、宇宙開発

日本帝国とフィリピンにルーツを持つメガコーポで、バイオウェアやナノマシン、宇宙開発など、いわゆる「トランスヒューマン・プロジェクト」を企業理念に掲げています。
メタヒューマンやチェンジリング、あるいは人類以外の知性種が主要な顧客であり、社長はオーク、取締役も自由精霊や宇宙科学者と多種多様です。
旧名を「ヤマテツ」といい、東南アジア進出を強める日系メガに対抗すべく日比の資産家が合同で立ち上げた企業でしたが、
親日帝派と反日帝派による内部抗争が激化し、ロシアに新天地を求めました。

2032年に芝小路忠を中心に設立されたヤマテツは、当初はその目論見通り日系企業の防波堤として機能していました。
しかしビッグ10入りを果たした2042年以降、吉田秀雄率いる日本人株主が会社の乗っ取りを画策。自由精霊バタカップの助けを得た芝小路と主導権を巡る争いが起こります。
2059年に忠が暗殺されると息子のユーリが後継者となりましたが、彼がオークであったことから社内の派閥争いは一層深刻化しました。
それでもユーリは周囲の助けを借りてこの状況をコントロールし、ウラジオストクへの本社移転、改革派の靖仁天皇への接近といった巧みな舵取りによって2060年代には社内の掌握に成功。
これを機にヤマテツはイーヴォと名を改め、人類の進化を目指す企業へ転身します。

地球低軌道上にある宇宙ステーションで、無重力下でのナノテクノロジー、アンチエイジング研究が行われています。

2075年現在、イーヴォは火星に恒久基地を持つ唯一の企業です。
極地環境に対応するため多くの作業員が身体改造を施されていましたが、これによりCFD(認知断片化症候群。マトリックス経由で人格がAIと融合する奇病)罹患者が続出。
彼らは「モナド」と呼ばれ、イーヴォの研究開発の一翼を担うようになりました。

保安部門などついては詳細不明です。

第六世界で最も有名かつ強力な自由精霊の一人です。「覚醒」を遡ること数世紀前にこの世界に召喚され、現在はイーヴォの筆頭株主 兼 芝小路CEOの後見人を務めています。
長い黒髪を束ねた和装の日本人少女の姿をしており、表情豊かで、興奮すると「文字通り」まばゆく輝きます。常にふわふわと宙を漂っており、自分の足で歩くのを嫌います。

かつては超越者特有の傲慢さと残酷さで気ままに人類を弄んでいましたが、生前のダンケルザーンによって1年と1日の間 貧しいオークの身体に閉じ込められ、その後考えを改めました。
彼の死後は遺産であるコミック・コレクションを遺贈されています。

ロシアを最大の顧客とする軍需企業で、社名に反して戦車や航空機なども生産しています。
直轄の企業軍を持たないイーヴォの軍事を司っており、特に海軍力で有名です。
本社を追われた日系企業派の最後の拠り所であり、メタヒューマンの待遇はよくありません。

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