記載内容はあくまで参考資料です。セオリーは個々のプレイグループやGMによって異なります。
キャラクター共通の情報についてはキャラクタービルドをご参照ください。

テクノマンサー

電子社会に適合した新人類

コムリンクやサイバーデッキ無しに「マトリックス」にアクセスできる特異能力者です。
コンピュータ言語を直感的に理解し、それらの法則を歪める力を持つ彼らは、ネットワーク社会を脅かす存在と危険視されるほどに強力です。

基礎知識

テクノマンサーとは

テクノマンサーは「共振力」によって端末無しでマトリックスに接続可能で、サイバーデッキを必要としません。
特徴としては魔法使いに近く、呪文にあたる「複合体」と精霊代わりの「スプライト」により、ハッキング時に課せられる不利な条件を打ち消したり、電子機器に様々な影響を与えます。
反面、デッカーのようにマトリックス能力値を入れ替えることができず、PANによるハッキング防御の代行もできません。また「共振力」が下がるため身体改造に制限があります。
両者は言わばストリートサムライ魔法使いのような関係で、連携することで互いの能力を一層引き出すことができます。
生身でのマトリックス・アクセス
「共振力」による接続はシムモジュールや映像リンク等の電子機器の補助を得ることなく、ARとホット・シムVRの両方にアクセスできます。
ホット・シムが自然な状態であるため依存症になりづらく、またマトリックスと緊密に結び付いているためマトリックス知覚に追加のボーナスを得られます。
ですが自身の身体が機器代わりであるために、接続しているマトリックス機器が損傷するような状況(マトリックスダメージの発生)ではテクノマンサー自身にダメージが入ります。
直接接続
テクノマンサーはその精神自体が「端末」になるため、電子機器とケーブルを繋いでの直接接続はできません。
ただし「Role & Roll vol.212」において、「データ・タップを用いた直接接続」の方法が紹介されました。
対象の機器に繋いだケーブルに(ワイヤレス機能を持つ)データタップを取り付けることで、身体に穴を開けずとも直接接続が可能となります。

マトリックスについて

マトリックス・ルールを参照してください。

テクノマンサーの役割

以下に挙げるのはほんの一例です。あなたのアイディアをGMが許可する限り、やれることに際限はありません。
ホストとの相性
「ホストにスレーブ化された機器のアイコンはホストにアクセスしないと見えない」というルールがあるため、そうした機器は複合体の対象にすることができません。
加えてテクノマンサーはデッカーのようなデータジャックによる直接接続がしづらく、高性能のホストに対してはどうしても不利な戦いを強いられます。

ハッキング

判定例:「強制介入する」「即興ハッキング」
あらゆるハッキング行動の最初の一手です。
MARK(=アクセス権限)を偽造して対象の機器に付与します。付与したMARKの数に応じて可能な行動が増えます。
テクノマンサーは「複合体」を使うことで、この処理を省略して直接相手の機器に影響を及ぼすことも可能です。

調査

判定例:「マトリックス検索を行う」「マトリックス知覚を行う」
「マトリックス検索を行う」:一般的な知識から非公開の情報まで、汎用的な情報収集手段です。
「マトリックス知覚を行う」:周囲にある電子機器のアイコン(電子信号)を探知し、詳細な情報や隠されている機器を見つけ出します。
判定例:「傍受する」「ファイルを編集する」
「傍受する」:ハッキングした端末からの通話やメッセージを盗聴します。
「ファイルを編集する」:格納されているデータのコピー、改竄、削除を行えます。

侵入

判定例:「ファイルを編集する」
  • 監視カメラの録画ファイルを改竄し、特定の場面を消したり映像をループさせます。
  • 来客名簿を書き換えて正式なゲストを装います。
判定例:「機器を制御する」「アイコンを変更する」
  • ドアロックや防犯装置の電源をOFFにしたり、車や家電を操作して警備の気を引くことができます。
  • 手持ちの電子機器のアイコンをぱっと見では無害に見せます。

攻撃

判定例:「データ・スパイクを起こす」「機器を初期化する」
  • 「データ・スパイクを起こす」:対象の機器の電子回路に直接的なダメージを与えます。
  • 「機器を初期化する」:対象の機器を強制シャットダウンし、再設定が済むまで起動できないようにします。

テクノマンサー固有能力

複合体
マトリックス版の魔法のようなものです。ハッキング時に課せられる不利な条件を打ち消したり、電子機器に様々な影響を与えることができます。
対象のアイコンさえ知覚していればMARK無しで直接判定に持ち込める点が非常に強力です。
スプライト
マトリックス版の精霊のようなもので、スプライトパワーと呼ばれる特殊能力を持っています。
存在事態が違法な強力な存在で、コンパイルで作成した瞬間から監視係数が計測され、違法行動をさせていなくても上昇していきます。
監視係数が一定値に達してグリッド監視局(GoD)やその下部組織(demiGoD)に存在を特定された場合、特定されたあらゆるスプライトは即座に消滅させられます。
また、スプライトの残す共振力的な痕跡(電紋)は作成したテクノマンサーと同一であり、スプライトの現在地を突き止められた場合、テクノマンサーのものが突き止められたこととなります。

キャラクタービルド

共通項

優先度

  • 共振力:最重要 共振力に加えて電脳系の技能と複合体を貰える。
  • 能力値:最重要 精神能力値がペルソナのスペックに直結するため、出来る限り上げておきたい。
  • メタタイプ:例に漏れずエッジは重要な能力値の為高めにしておきたい。
  • 技能値:取りたい技能自体は多いが、共振力の優先度をAにすれば3つの共振系or電脳系技能を5に出来るため電脳系の技能に絞るならそれほど必要はない。
  • 資産:他優先度が高いため金欠気味。

重要技能

タスキング技能グループ(特に<コンパイル>) = <ソフトウェア> > <ハッキング> ≧ <コンピュータ> ≧ その他電脳系技能 = その他精神能力値を使用する技能
複合体の仕様上デッカー時とは打って変わって、ソフトウェア技能が非常に重要となります。

作成例

テクノマンサー(非戦闘型)

精神能力値と共振力を高め、技能もマトリックス関係に特化させたタイプです。
戦闘時はデッカーと同じく敵電子器具を破壊・妨害したり、スプライトを召喚して味方にバフを積んでサポートに回ります。
デッカーを相手に正面から電脳戦挑む場合プログラムの差で少々不利になりますが、味方への支援能力に関してはテクノマンサーの方が上でしょう。
また、テクノマンサー特有の能力である複合体を上手く使えばデッカーを相手にしても十分有利を取る事も可能です。

コンバットテクノマンサー(戦闘型)

精神能力値だけでは無く肉体能力値もある程度上げ、直接戦闘能力を持たせたタイプです。
基本はコンバットデッカーと同じく調査パートではハッカーとしてハッキングに従事し、戦闘パートでは銃器を用いて物理戦闘を行います。
デッカーと違って身体改造が出来ない為基礎能力では劣るでしょうがマシンスプライトを用いてDPを底上げなどが可能です。
また、スプライトに電脳面をすべて任せて自身は物理戦闘に専念するなども出来るでしょう。

リガーテクノマンサー

ドローンに物理的な戦闘、索敵を代行させるタイプです。→参照:「リガー
制御リグが使用不能だったりリガー・コマンド・コンソールを購入できるほど資産に余裕を持たせれる事が少ないため
本職リガーのようにウィーグル能力の底上げやドローンの同時運用は難しいでしょう。
ですが、テクノマンサーにはマシンスプライトという頼れる相棒が居ます。
彼に"診断"をさせてドローンの能力を底上げする事で、ドローンに通常ではありえないほどの戦闘能力を発揮させることが出来るでしょう。
ただしテクノマンサーは技能値が不足しがちの為、ある程度技能を取捨選択する必要があるでしょう。

フェイステクノマンサー

【魅力】と社交系の技能値を上げ、対人調査能力を付与させたタイプです。→参照:「フェイス
元々生体ペルソナの能力を上げる為【魅力】を上げる必要があるテクノマンサーとフェイスは相性が良いですが、
コンバットやリガーの場合とと同じく技能値が不足しがちです。
種族をエルフにしたりして【魅力】能力値自体を底上げし、低技能値でも高DPで振れるようにするなど一工夫必要でしょう。

能力値

【筋力】 改造による強化:可能

推奨値: コンバットテクノマンサー:3〜 その他:2〜3
【筋力】依存武器のダメージや、シールドなどの追加防具の所持限界に関わります。
テクノマンサーは戦闘型でも【筋力】依存武器を使うケースは少ないため、平均程度で良いでしょう。

【敏捷力】 改造による強化:可能

推奨値: コンバットテクノマンサー:4〜5 その他:3〜4
攻撃の成功判定に関わるため、コンバットテクノマンサーにとっては重要な能力値です。
<解錠>や<忍び歩き>など、非戦闘型でも割と使う場面があります。

【強靭力】 改造による強化:可能(ダメージ抵抗のみ)

推奨値: コンバットテクノマンサー:3〜 その他:2〜3
前線に出る予定があるなら平均程度は取得を推奨します。

【反応力】 改造による強化:可能

推奨値:3〜
イニシアティブを確保するだけなら【直感力】を上げましょう。
ドローンを自ら操作するなら高めにすると良いでしょう。

【論理力】 改造による強化:可能

推奨値:5〜
最重要能力値の一つです。
ハッキングやその他の様々なマトリックス判定で使用します。
また、生体ペルソナの【データ処理】の数値に直結します。

【直感力】 改造による強化:不可

推奨値:5〜
最重要能力値の一つです。
マトリックス知覚やその他の様々なマトリックス判定で使用します。
また、生体ペルソナの【スリーズ】の数値に直結します。
「探す」ことを重視するなら【論理力】より優先度が高くなります。

【意志力】 改造による強化:不可

推奨値:5〜
最重要能力値の一つです。
マトリックス関連の防御・対抗関連の判定、複合体などのテクノマンサー特有の能力使用時に発生する反動ダメージの軽減に使用します。
また、生体ペルソナの【ファイアウォール】の数値に直結します。
高い反動のものを使用せず、見つからない前提でなら低くしても如何にかなりますが、見つかった場合タダでは済まないでしょう。

【魅力】 改造による強化:可能(一部技能のみ)

推奨値:4〜5
最重要能力値の一つです。
生体ペルソナの【アタック】の数値に直結します。
マトリックス戦闘をするつもりがない場合は低くても如何にかなります。

【共振力】 改造による強化:不可

推奨値:6
最重要能力値の一つです。
テクノマンサーの特殊能力は全てこの能力値を用いて判定します。

【エッジ】 改造による強化:不可

推奨値:2〜
テクノマンサー特有の能力は基本的に監視指数に影響せず失敗してもリカバリー可能の為、特殊能力しか使わない場合はデッカー程重要ではありません。
ただし、しっかりハッキングやマトリックス戦闘も行う場合はデッカーと同じく高めしておいた方が無難でしょう。
この他にも、脆さからくる事故死の回避に。

【レベル】

テクノマンサー特有の判定をおこなう際に設定する、出力やリミットを兼ねた概念です。
複合体の基本効果や達成値上限、効果範囲。スプライトなど共振力的な制作物の基本性能等は【レベル】で決まります。

マトリックス能力値

テクノマンサーのマトリックス能力値は自身の能力値に依存します。

【アタック】

この能力値を上限値とする判定は違法行為に属します。判定に成功した場合のみ相手に通知され、失敗時は反動ダメージのみを受けます。
防壁の強行突破やプログラムをクラッシュする際の上限値や、電子機器にダメージを与える際の基本ダメージ値として使用します。

【スリーズ】

この能力値を上限値とする判定は違法行為に属します。判定に成功した場合は相手は気づかず、失敗時のみ通知されます。
痕跡を残さないハッキングやデータの傍受の際の上限値として、またマトリックス知覚に対抗する際、例外的に判定値として使用します。

【データ処理】

この能力値を上限値とする判定は合法行為に属するため、失敗しても追加のペナルティはありません。
データの編集やマトリックス知覚、機器の制御の上限値、VR時のイニシアティブ決定にも使用します。

【ファイアウォール】

この能力値を上限値とする判定は合法行為に属するため、失敗しても追加のペナルティはありません。
ハッキングや機器へのダメージに対する抵抗値としても使用します。

資質

無理に全て取得せず、キャラクタータイプに応じて選びましょう。

デッカー系資質

詳しくは該当項目を参照してください。

高速回復

マトリックスを通じてあらゆることができるため、ダメージを受ける機会も多くなるので回復判定のダイス数増加は有用です。

集中力

複合体の維持によるペナルティを解消します。複数の複合体を併用する場面は意外と多く、便利な資質です。
この資質で維持できる複合体は【レベル】に関わらず1つだけの点に注意しましょう。

複合体

クリーナー

ペルソナ1つにたまった監視係数を少し減らします。

パペッティア

知覚している機器1つに対して、次に行うマトリックス動作を強制的に指定できます。
マトリックス動作の「機器を制御する」と違いマークをつけずに判定可能ですが、高い達成値が必要となります。

スタティック・ヴェール

この複合体を維持している間、対象のペルソナはグリッドを変更するまでは時間経過による監視係数の上昇が発生しなくなります。
長時間スプライトを運用するには必須です。

スプライト

「コンパイル」によって作成し、使役できるデジタルな生物たちであり、物理的な機器を持たないペルソナとしてマトリックス上に存在します。
同時に「コンパイル」できるスプライトは1体までで、「タスク」(残り命令回数)が無くなるか破壊された時点で消滅します。
従順で半自動的に動きますがあまり賢くないなど、多くの点でエージェント・プログラムに酷似しています。
スプライトは命令されない限り決して能動的には動きません。戦闘が予想される場合は事前に参加を命令しておくと良いでしょう。

レジスター

コンパイル後(あるいはキャラクター作成時にカルマを消費して)スプライトを「レジスター」することで、「タスク」の回数と種類が増え、スプライトの監視係数がリセットされます。
「レジスター」されたスプライトは「同時作成できるスプライトは1体まで」の制限にひっかかりません。

追加タスクのなかでも、術者の複合体の作成にボーナスを与える「スレッド編成の支援」は大変強力です。
また「待機」によって作成者の共振領域の中に戻してやることで、監視係数の増加を一時的に防ぐことができます。

クーリエ・スプライト

安全にメッセージを送信したり、アイコンを追跡させるのに最適なスプライトです。

クラック・スプライト

【スリーズ】系のマトリックス動作を行わせるのに最適なスプライトです。

データ・スプライト

データの検索や改竄を行わせるのに最適なスプライトです。

フォールト・スプライト

【アタック】系のマトリックス動作を行わせるのに最適なスプライトです。

マシン・スプライト

あらゆる機器の使用や修理をサポートできるスプライトです。
《診断》のパワーによって電子機器を使用した際の判定にボーナスを与えることができます。

アイテム

覚醒パッチ(スラップパッチ)

失った精神コンディションを一時的に回復させます。効果時間が切れると反動ダメージが発生するので過信は禁物です。
複合体の反動ダメージは自然治癒以外では回復しませんが、類例の魔法使いの呪文の反動ダメージが覚醒パッチによる回復は例外と公式Q&Aにて回答があるので、こちらにも有効だと思われます。

データチップ(RFIDタグ)

テクノマンサーの能力でのマトリックスへのアクセスは機器を介していません。ですので、依頼人に提出するなどのために閲覧したデータの保存が必要な場合、大量のデータを格納し、どんな電子機器でも読み出せるこの小さな指先サイズのチップが有用です。

データ・タップ(通信および通信妨害)

テクノマンサーの能力での機器へのアクセスはワイアレスで行われます。ですので直接接続でのみアクセスできる「先祖返り」した機器等にアクセスしなければならない場合、この装備等を通じてアクセス可能な機器と直接接続させる必要があります。

戦術

まずは相手の捕捉

詳しくはマトリックスの項目で説明されていますが、相手の電子機器に干渉するには対象のアイコン(信号)が見えている必要があります。
また敵が<忍び歩き>などで隠れていても、アイコンが見えていればマトリックスから容易に位置を知ることが出来ます。
よって、ある程度戦術に理解のある敵(あるいはランナー自身も)はサイレントモードでアイコンを不可視化している可能性が高いです。
マトリックスを軸に戦闘を行う場合、戦闘開始直後あるいは直前に「マトリックス知覚」を行い、敵のアイコンを捕捉しておきましょう。テクノマンサーはマトリックスと緊密に結び付いているためマトリックス知覚に追加のボーナスを得られることを忘れないようにしましょう。
(言わずもがな、相手のアイコンが既に見えているのならこの手順は省略できます)
また、テクノマンサーやスプライト等の共振力的存在自体は「マトリックス知覚」に成功すれば発見できますが、共振力系を使用した痕跡等は共振力的存在にしか知覚できません。

誰を狙うか

相手を直接攻撃するのに比べると、マトリックスによる戦闘行動は回りくどいものです。
耐久力が高く倒すのに時間のかかるサムライや、サイバーデッキを破壊してしまえば無力になるデッカーなどが優先目標となるでしょう。

防御の手段

先述の通り、自身の機器をサイレントモードにしておけば「マトリックス知覚への対抗テスト」→「ハッキング判定への対抗テスト」と2段構えの防御が可能です。
ハッキングへの対抗テストは使用する能力値の違いから防御側が不利になりがちですが、サイレントモードは隠れている側が有利な場合が多いのも特徴です。
ただしサイレントモード中は自発的なマトリックス動作にペナルティがかかってしまいます。攻撃を重視するのであれば解除するのも一つの手でしょう。

人は撃たれれば死ぬ

たとえマトリックス上で勝利したとしても、現実世界で撃たれてしまえばあっという間に形勢逆転です。
特に肉体を動かすことのできないVRモードの際はしっかりと安全を確保できる位置(「十分な遮蔽」や車内など)を心がけましょう。

グリッド監理局(GoD)の監視への対処

テクノマンサーは睡眠時等に自身を「再起動」して監視係数をリセットできますが、スプライトには自身で能動的に監視係数を減らす手段がありません。
スプライトの監視係数が一定値まで溜まると、そのスプライトは削除されテクノマンサーの現在地まで突き止められてしまいます。
テクノマンサーのクリーナーによる軽減、レジスターや再レジスターによるリセット、スタティック・ヴェールや「待機」のタスクによる時間経過による増加の停止、あるいはスプライトを解放してタスクや監視係数をリセットする等を駆使してグリッド監理局に見つからないようにしましょう。
見つかったら?あなたは隅々まで切り刻まれて共振力という未知の力の原理を調べるための献体になるか、社会インフラを根底から覆す凶悪犯として殺害される等、ろくなことにはならないでしょう。

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