「覚醒」の年に北海沿岸を「黒潮」(The Black Tide)が襲い、汚染された海水とヘドロによって多くの地域が破壊されました。
その後の社会混乱を収拾できなかったことで欧州連合(EU)は解体。直後にユーロ戦争と呼ばれる二度の戦争を経験しています。
その後の社会混乱を収拾できなかったことで欧州連合(EU)は解体。直後にユーロ戦争と呼ばれる二度の戦争を経験しています。
- 首都:ロンドン
- 共通語:英語、ゲール語、ウェールズ語
- 政治体制:立憲君主制
北アイルランドが独立し、イングランド、ウェールズ、スコットランドの三カ国連合となっています。
2071年まで首相職に代わる「護国卿」が独裁的な国家運営を行っていました。
21世紀初頭に複数回に渡って大規模な化学・原発事故が起こり、沿岸部を中心に広範囲が汚染されましたが、
「都市」と「居住可能地」、「汚染地域」「原生地域」を厳しくゾーニングする環境政策が功を奏し、スコットランドやウェールズを中心に林野が再生しました。
同時に、原生地域に隠れ住むドルイドやSINレス、犯罪者が新たな社会問題となっています。
21世紀初頭の原発事故によりスコットランド北東部が汚染され、以降も断続的に原発事故や原油流出が発生しました。
「覚醒」の年には各地のレイライン(霊脈)上にストーンサークル群が出現。IRAの魔法使いによるテロが激化し、2014年の「ゴールウェイ条約」で北アイルランドの離脱を承認します。
国内の混乱を立て直すため、2025年より「護国卿」による独裁体制が敷かれていましたが、「ペンドラゴン」を名乗る謎の活動家が反対勢力をまとめ上げ、2071年に廃止されました。
「覚醒」の年には各地のレイライン(霊脈)上にストーンサークル群が出現。IRAの魔法使いによるテロが激化し、2014年の「ゴールウェイ条約」で北アイルランドの離脱を承認します。
国内の混乱を立て直すため、2025年より「護国卿」による独裁体制が敷かれていましたが、「ペンドラゴン」を名乗る謎の活動家が反対勢力をまとめ上げ、2071年に廃止されました。
- 首都:ダブリン
- 共通語:英語、ゲール語、スペレシエル
- 政治体制:神政共和制
人口の半数を占めるエルフを頂点とした階級国家です。民主主義を標榜していますが、ダナン家と呼ばれる一族(のエルフ)が政治の実権を握っています。
企業法廷とのビジネス承認協定に署名しておらず、メガコーポの治外法権が保証されない数少ない国の一つです。
ケルト神話に登場するダヌー神族を祖と見なし、名前や生活の端々に古代ケルトの文化を取り入れています。
社会福祉や環境政策が手厚いものの、非エルフの国民は半ば公然と差別され、ほとんど恩恵を受けられません。
第六世界でも上位に数えられるほどマナの豊富な国で、「覚醒」で急激に再生した森と湿地が国土を覆っています。
島の外縁部では「ヴェール」と呼ばれる巨大なマナ障壁が招かれざる客を拒み、国内においてはローマ時代の街道(Slighe Roads)がなぜか復活。
この道は主要幹線として利用されていますが、旅行者は時に不可思議な現象に見舞われます。
「覚醒」後に自然環境が急速に回復し、原生林や湿地が拡大。同時にIRAの魔法使いによるテロが活発化します。
2014年の「ゴールウェイ条約」により「アイルランド自由共和国」として再統一を果たしましたが、その後は政治スキャンダルが頻発。
2034年にIRA分派のエルフ「リーアム=オコーナー」が軍事クーデターを起こし実権を握りました。
アイルランド時代よりエルフの出生率が高く、現在も増加傾向にあります。
2014年の「ゴールウェイ条約」により「アイルランド自由共和国」として再統一を果たしましたが、その後は政治スキャンダルが頻発。
2034年にIRA分派のエルフ「リーアム=オコーナー」が軍事クーデターを起こし実権を握りました。
アイルランド時代よりエルフの出生率が高く、現在も増加傾向にあります。
- 首都:ハノーファー
- 共通語:ドイツ語
- 政治体制:連邦共和制
ドイツ連邦の崩壊後、独立を果たした16の新興国による同盟国家です。
ビッグ10の筆頭であるゼーダー・クルップを擁し、欧州随一の経済大国として君臨しています。
「黒潮」によって北部ハンブルクではエルベ川が氾濫。汚染された「北のベニス」と揶揄されています。
ブルターニュ地方は怪奇現象を伴う霧に包まれ、人類の住めない土地となりました。現在はピクシーと覚醒生物の住処になっています。
分裂していた南部県が第六共和国に帰順する中、コルシカ島は最後まで独立を要求。
コルシカマフィアのドン・ボナパルトが終身大統領を務めるタックスヘイブンとなりました。
コルシカマフィアのドン・ボナパルトが終身大統領を務めるタックスヘイブンとなりました。
- 首都:ユーロポート(旧ロッテルダム)
- 共通語:オランダ語、英語
- 政治体制:立憲君主制
2043年にオランダと旧ベルギーのフランドル地方が統合し成立した連合国家です。
「黒潮」により失われた沿岸部に代わって旧ロッテルダムに貿易港「ユーロポート」を開港し、ヨーロッパ有数の企業都市として発展してきました。
英蘭のAA企業グループ「レグルス・ジョイント」が他企業をリードし、ゼーダー・クルップの欧州市場支配に対抗しています。
第六世界においてもローマカトリックは世界最大宗教であり続けています。
2023年、教皇ヨハネ25世が「神の似姿に関する回勅(イマゴ・デイ)」を発表。
「メタヒューマンは魂を持つ同じ人間である」「魔法は他の自然物と同じ主の恵みの一つである」と教義を再定義しました。
以来、この「統一見解」を巡ってバチカン内の啓蒙派と保守派による対立が続いています。
2023年、教皇ヨハネ25世が「神の似姿に関する回勅(イマゴ・デイ)」を発表。
「メタヒューマンは魂を持つ同じ人間である」「魔法は他の自然物と同じ主の恵みの一つである」と教義を再定義しました。
以来、この「統一見解」を巡ってバチカン内の啓蒙派と保守派による対立が続いています。
- 首都:ベルン
- 共通語:ドイツ語、フランス語
- 政治体制:連邦制
ジュラ、ティチーノの2州は仏伊に編入され、代わりにリヒテンシュタインが加わりました。NEEC非加盟国です。
フランス語圏(スイス・フランソフォン同盟/CSF)とドイツ語圏(スイス連邦/SEg)がそれぞれ主権を持ち、通貨、中立外交、国民軍のみを共有しています。
メタヒューマンや覚醒者の扱いに関しても対象的で、ドイツ語圏ではエルフ、ドワーフ以外のメタは市民権を認められず、魔法に関しても厳しく規制されています。
国土の3分の1を占めるアルプスは自然保護区(AIZ)に設定され、少数の魔法使いや世捨て人のみが暮らす覚醒種の宝庫です。
- 首都:ヨーテボリ
- 共通語:英語、各国言語
- 政治体制:連邦制
デンマークを含むスカンジナビア諸国がEUをモデルに結成した連合国家です。
国民の多くが北欧神話の神々を信仰しており、ロックコンサートと魔術儀式の融合した「ブロッツ」という祭典が開催されています。
裏社会においては、ノルド戦士の思想を受け継いだバイキング・ギャングがヴォリーとしのぎを削っています。
2008年3月4日、カテノム原発の2号機で炉心融解が発生。その後の爆発により周辺地域に放射性物質が飛散しました。
以降、同地は仏独二カ国によって管理されていましたが、2053年にゼーダー・クルップをはじめとする諸企業に移管されました。
以降、同地は仏独二カ国によって管理されていましたが、2053年にゼーダー・クルップをはじめとする諸企業に移管されました。
- スペイン:反メタヒューマン、反覚醒者の色が強いうえに、国王がゴブリン化したことで政治的な混乱が起きています
- ポルトガル:アルガルヴェ地方をメガコーポのための経済特区と定めています
- ポーランド:第一次ユーロ戦争で真っ先に戦禍に晒され、国土の多くが汚染されました
- チェコ:カトリック教国ですが、「神の似姿に関する回勅」以前よりメタヒューマンや覚醒者に融和的でした。魔法理論の聖地であるカレル大学を擁しています
- オーストリア:連邦共和制を維持しています。ハルシュタット近郊にはマナが全く存在しない地域があります。
- ベルギー(解体):「黒潮」により大きな被害を受け、国家が解体。北部フランドル地方はオランダに、南部ワロン地方はフランスに編入されました
- ルクセンブルク(解体):カテノム原発事故により国土全域が汚染され、国家機能を喪失しました
- バルカン諸国(解体):第二次ユーロ戦争によってギリシャおよびブルガリアを除くバルカン諸国は消滅し、無数の勢力が跋扈する紛争地域と化しています
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