― 前進する人生 ―



シアワセ・コーポレーション Shiawase Corporation

  • 本社所在地:大阪 (日本帝国)
  • 最高経営責任者:山名光琳 (2075)
  • 主力事業:エネルギー、重工業、バイオテクノロジー、技術サービス

世界で最初に治外法権を手に入れたメガコーポです。核融合発電の実用化に成功して以来、エネルギー産業のトップに君臨し続けています。
創業者の倖(シアワセ)一族による同族企業で、中興の祖「倖衛守(シアワセ エモリ)」を氏神として祀ることで社内の意思統一を図ってきました。
シアワセは巨大な家族であり、社員は公私ともに企業の定めたレールに沿って生きることを強いられます。
衛守以降のカリスマを欠いたことで一族間の権力争いが続いていましたが、倖仁美(ヒトミ)皇后の後援を受けた現CEOのもとで構造改革が進められています。

沿革

1989年、衛守がシアワセ・エンタープライズの実権を握ったことで同社の躍進が始まりました。
2001年の「シアワセ判決」により史上初のメガコーポとなると、2027年にはやはり世界初となる商用核融合炉の特許を取得。第六世界のエネルギーを支える一大企業となります。
これら輝かしい飛躍の裏で、衛守の死以降は実子達による血みどろの暗闘が続きました。
2065年、フチ工業電子より移籍した山名光琳(ヤマナ コリン)が倖一族の末娘と結婚し、義従姉妹の倖仁美(現日本帝国皇后)を後ろ盾に社内クーデターを実行。
親族間の争いは末娘の嫁入り先である「山名派」、仁美皇后、他の一族の信託を受けた「衛守神社(倖神道顧問評議会)」による代理戦争へと形を変え、現在も続いています。

倖(シアワセ)家

倖(シアワセ)家は創業者衛守の直系からなる本家と親戚、そして「養子」で構成され、大半がグループの管理職として働いています。
「養子」は特別な功績をあげた企業市民の中から選ばれ、優れた人材を一族に引き入れ続けた結果、今や1000人近くがシアワセの名を冠するに至りました。
(「養子」は大阪の株主総会で指名されるため、毎年その時期になると政治ゲームが一層苛烈さを増します)
なかでも衛守の三人の子息とその子供たちは常にシアワセの中心に存在し、どろどろとした政争を繰り広げてきました。


シアワセ一族相関図(クリックで拡大)

社内年表

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組織・子会社

エネルギー

重化学工業

農水産・鉱業

バイオテクノロジー

消費財・民生品

サービス

保有戦力

メガコーポの中でも特に企業イメージを気にしており、センサーやカメラを多用して警備員は極力人目につかないようにしています。
魔法的なセキュリティに関してはシャーマンや精霊が主力です。
一方、バイオテック部門では日々異形のクリッターが生み出され、それらが侵入者に対して解き放たれることがあります。

市場情報予測部(MIFD)

世界最高峰と名高いシアワセの諜報・防諜部門です。自社のビジネスの妨げとなる様々な要因の調査を目的とし、社内監査やランナーの雇用も担当しています。
専用のマトリックス・ホストとプロトAIを活用した情報収集・分析を得意とします。
カミ・ノ・ブシ
フチ工業電子の流れを汲む特殊部隊で、ペーパーカンパニーに偽装されています。
MIFDの下でブラックオプスやシャドウランナーのバックアップを担当します。レンラクの「レッドサムライ」のような大鎧を模したボディアーマーが特徴です。

シアワセサムライ

シアトル沖の移動式水上研究所「アボリテック・ヴァンガードステーション」を拠点とするリガー部隊です。
T-バードとアオハナ級フリゲートが配備されています。

企業軍

フチ・ヨーロッパが保有していた部隊と施設を吸収して急速に拡充されました(当然、彼らには山名の息がかかっています)。
その他、シアワセ・バイオテックが生み出したサイバネクリッターを戦力として配備しています。

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